シュタイナー教育をNPO法人で実践しています。こどもの園(幼児部)と高等学園があります。

12年生のカリキュラム

12年生のカリキュラムとねらい

12年生のカリキュラム

文学(古文・メインレッスン)

日本語を考える時、漢文とひらがなのルーツを辿ります。口承文学から記載文学へ転じた上代から、文芸理念を「まこと」から「あはれ・をかし」「わび・さび」と変えてきた古典を学びます。
先ず時代背景と作者の出自を明らかにします。次に上代、中古、中世、近世の名作を古語と文章作法を学びながら鑑賞します。言葉のルーツが、実は日本人の思考のルーツであることを理解していきます。

ベクトル (メインレッスン)

方向と大きさを成分として表しているベクトルを学びます。ベクトルは人の夢と生き方と頑張る強さを比喩しているようです。定義から始まり、最初に平面上のベクトルを成分として表しその演算を学びます。内積を定義しそれを知り、幾何的図形の証明にも利用します。次に3次元空間の座標軸でのベクトルをイメージしていきます。球面方程式など解析幾何学との関連にも触れます。

微分・積分(メインレッスン)

平均変化率ではなく人が本当に欲しかった瞬間の速さ、微分係数から学びます。微分は、当初謂れのない中傷を受けました。でも現在の物理的なことを解析するためには無くてはならない数学である事は万人が認める所です。先ず歴史に沿って、瞬間の速さの求め方から入ります。微分を定義し、微分係数がグラフ上で接線の傾きを表すことを学びます。そのことを使いn次関数のグラフを書き極値も求めます。次に微分の逆算としての積分を様々な言葉でイメージします。定義域からの求積法を知り、回転体の体積にも触れます。

化学(メインレッスン)

各学年を通して学んできたことの、総括的な取り組みを行います。人間を取り巻く物質世界との有機的なつながりについて、体験を通し、完成していきます。有機化学を中心に据え、総合的に考えていく力を育成します。内容は様々な糖の性質と人間との関連、様々な有機酸の性質などです。

生物(メインレッスン)

この学年では大きな視野をもって自然界のつながりを見ていくことが、大切になります。動物植物の中に潜む人間的な要素を理解し、世界観、人間観の育成を目指し、学びます。動物と人類の進化について考え、過去・現在・未来についても、総括的に見ていきます。
内容は植物、動物の生態、人類の進化などです。

テクノロジー(メインレッスン)

この学年では“ラジオ”をとりあげます。ここでは物理分野の電磁波の働きを知ること、また現在の電気機器の最小パーツのうち代表的なコンデンサ・ダイオード・抵抗になじむことをテーマとします。ラジオ等電気器具で人の目にふれるのはボタン・ダイヤル・ディスプレイくらいでその箱の中がどんな風になっているのか分からないものです。電波の受信から、自分で聞き分けられる音になるまでの基本的回路を組み上げてみることで作ったブラック・ボックスが面白い小箱になるようにします。

英語(メインレッスン)

個別的な段階を過ぎて、総合的に英語の文化そのものに入っていきます。今まで学んできたことを通して自分の考えや感じていることを英語で表現していきます。学んできた感じ方や思考の違いを超えた人類の普遍性を踏まえます。その上で、自分は何を表現したいかという事を探るのです。自分の中にある真実に耳を傾け、それを母国語ではない英語でどのように他の人たちに自分を表現できるのかということを学びます。

芸術史(美術史・メインレッスン)

歴史を作り一人の若い大人として、現代に生き、未来を作っていくことを思考・体験・意識します。20世紀の抽象芸術の実践研究を通して、21世紀の新しい可能性の実践探求をします。最初に模写や、立体造形から始めます。クラスメートとともに作り上げ、社会性(ソーシャル能力)を育てながら、芸術・創造性(クリエイティビティー)を色々な観点(生活や身近なものへ応用・変容していく等)からとらえる「ソーシャルアート」、デッサン・色・立体造形の総合芸術である「空間アート」の完成を体験します。内容はレンブラントから現代までの美術を考えています。

個人プロジェクト (メインレッスン)

学びの集大成として、ひとりひとりがテーマを決め、一年以上の時間をかけて論文・作品を仕上げます。最後に教師・父母・関係者へ結果をプレゼンテーションします。過去の例としては、自然科学、音楽や美術の芸術、等がテーマに選ばれています。自分と向き合い、自分の中から湧き出てくるものを形にすることは自分の真実を確かめる事でもあります。そして大勢の前で自分が作ってきたものをさらけ出すという作業は、素の自分でありながら、高い自己へと歩んでいく貴重なエポックになるでしょう。自己肯定感をもち、本当に自由な個人として世界に羽ばたいていける基礎にもなることをも期待したものです。

修学旅行(メインレッスン)

3年間の学びを深めるため、目的意識を一人一人が自覚できる修学旅行を生徒たちとともに創りあげます。計画段階から学生たちも加わり、旅のプランニングを作っていきます。期間は準備期間も含めて3週間を設定しています。社会、数学、理科、芸術、技術、多分野との関連が持たれたものとなるでしょう。
今までは、日本も含めたヨーロッパ、アメリカなどが実行されています。毎回生徒たち独自のユニークな発想から、体感、体験に止まらない経験値まで高める旅行が、P(計画)D(実行)S(報告)の段階で創られていきます。

10年生のカリキュラムとねらい
11年生のカリキュラムとねらい
各学年共通のねらい

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