シュタイナー教育をNPO法人で実践しています。こどもの園(幼児部)と高等学園があります。

11年生のカリキュラム

11年生のカリキュラムとねらい

11年生カリキュラム

文学(小説・メインレッスン)

真実は事実を超えた。ロシアの文豪ドストエフスキーの言葉です。ここでは実作を目指しての学びです。想像するという人間特有の能力を高めます。最初に小説という物語形式の表現方法と系譜を押さえます。
次に短編を書いてみます。その中で文章作法、小説作法を学びます。次にプロット、テーマ、主人公、文体、など小説の要素を文例から分析的に知ります。そして、実作です。合評の中で、作者の真実を読み取ります。

現代史 (メインレッスン)

現代を生きていくための学びです。人間の意思と意識の成長の流れを追い、現代世界の問題点を考えます。。偏ったひとつの視点からではなく、両価的立場から歴史を理解していきます。地域に生きた人たちの立場、状況、宗教などから、私たちとのつながりを見つけます。キーワードは対立からつながりへ・依存から自立・共生へ、です。例としてパレスチナとイスラエル・人種の問題・格差の問題などを取り上げます。学ぶ究極的目的は、世界の人たちと共に平和と真の自由を築いていける道を探ることです。

地理(メインレッスン)

文明・文化を育んだ自然・風土と人間の関係を学びます。自然・風土の力を学ぶことで、生まれてきた文明・文化の違いとギャップを乗り越えて行ける理解の土台とします。芸術、歌、祭、食文化、踊りを体感、知的理解に留まらない感じる、触れるそして知る地理を大切にします。
石・砂・泥の風土を実体験できるための野外観察にも出かけます。

数列(メインレッスン)

三角数、四角数など数列は、その不思議さが自然科学は元より社会科学の分野などにもしばしば取り扱われています。先ず数列の実際例から入ります。乱数、素数の不思議なども紹介します。次にnで表せる数列に焦点化をします。等差数列、等比数列の一般項と和を基本として理解します。
Σの計算を知り、発展としての階差数列から色々な数列の一般項を求めます。一般項のもう一つの表し方としての漸化式、証明法に止まらず人間の思考パターンの一つとして数学的帰納法にも触れます。

指数・対数・三角・関数(メインレッスン)

宇宙の数値、顕微鏡の数値を扱うマクロとミクロ世界の指数と対数、身近な所に存在を確かめられる三角比を学びます。これらを関数としてみる時、惑星の公転、音波などその世界は広がる一方です。
先ず指数を有理数まで拡張し、対数を定義します。定義を踏まえ指数・対数関数を知ります。それらの性質から演算を学びます。次に弧度法からの三角関数を学びます。グラフと対比しながら加法定理を導きます。最後に各々の方程式にも触れます。

化学(メインレッスン)

この学年は物事を深くとらえ、探求していきます。10年生で、思考能力が、養われ、それを基盤に、更なる思考の飛躍を遂げていく時期です。加えて、自分のあり方に疑問を持ち、内的な葛藤を体験する時期でもあります。新たな指針として、様々な元素のあり方を通して自分と他者とのあり方を感じます。原子との初めての学びです。最も抽象的な概念の世界へ進んでいきます。
内容は水素から始まる元素についての実験・考察、原子・分子の構造などです。

生物(メインレッスン)

この学年の生物は探求すると姿勢が重要になります。自分の存在理由を求め、模索している生徒たちへの働きかけとして、内的な様々なあり方に触れます。どのように自身の中で、変容し、発達していくかということを実感できる題材が必要になります。先ず、植物学を学びます。植物は、大きく変容しながら大地に存在します。その多様性、生態を学ぶことが大切になります。加えて性について考え、遺伝子などにも触れていきます。内容は植物の変容とその生態系、発生学などです。

テクノロジー(メインレッスン)

今、私達は巨大電気供給システムに囲まれていて電気エネルギーはコンセントの裏側でいつも待機状態です。これで当たり前? 電気を起こす基本に帰り、小さな自家発電を始めます。発電機は自転車用ダイナモを使います。この軸に削りだしたプロペラをセットします。風のエネルギーを回転運動にかえ、磁界を変化させて電気を発生させるというシステムです。プロペラを制作する中では“揚力”の発生に触れることになります。

英語(メインレッスン)

シェイクスピア、ウィリアムブレイク、シェリーなどの詩の芸術性の高いものを教材に選び、世界共通の人間の深みに英語をとおして入っていきます。
ここでは、英語の学問というよりは、10年生で経験した英語の感じかた、思考の違いを超えた、人類の共感性というものを体験していきます。内容だけではなく、文の構成、音の響きの美しさにふれます。

芸術史(建築史・メインレッスン)

この学年では建築物について、より深く入っていきます。建築というものが単なる住居空間だったのか。その経過と発展の経過を建築の専門的分野から探ります。人類の歴史と共に一緒に成長している有機体としての世界の建築、日本の建築の発展の仕方を観察していきます。縄文、擦文、アイヌ文化と変遷してきた当地の住居のあり方にも触れます。

10年生のカリキュラムとねらい
12年生のカリキュラムとねらい
各学年共通のねらい

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